【初心者必見】卓球のラバーは3種類!
皆さんこんにちは。
今回は初心者の方からよく質問される、
「卓球ラバーってどんな種類があるの?」
という質問に答えていきます。
*今回は卓球を始めたばかりの人に目線を合わせて、細かい部分を省き、分かりやすさ重視で書いていきます。
結論から言ってしまうと、卓球ラバーは大きく分けて3種類に分けることができます。
それは、『裏ソフトラバー』、『表ソフトラバー』、『粒高ラバー』の3つです。
では、それぞれの特徴を見ていきましょう!
裏ソフトラバー
まず紹介するのは、ラバーというと多くの方が想像するであろう「裏ソフトラバー」についてです。
裏ソフトラバーの特徴は表面が平らで、ボールに強い回転をかけることができます。
最も使ってるユーザーが多いのも裏ソフトラバーです。
実は裏ソフトラバーの中でも大きく3つのグループ、『コントロール系ラバー』『高弾性ラバー』『テンションラバー』に分けることが出来ます。
*今回は中国ラバーやアンチラバーの説明は省いています。
コントロール系/初心者ラバー
コントロール系ラバー(初心者が使うことから初心者ラバーと呼ぶことが多い)はスピードやスピンは二の次で、とにかくコントロール性能に重点を置いたラバーです。
また、2000~3000円で購入することができ、ラバーの中では非常に安価で手に入るのも特徴の1つです。
卓球を始めたばかりで、「どんなラバーを買えばいいか分からない!」という方であれば、
まずはコントロール系ラバーを買って基礎を磨くのが鉄板でしょう。
高弾性ラバー
高弾性ラバー(高弾性高摩擦ラバーも含む)はコントロール系ラバーからスピード性能とスピン性能を一段階高めたラバーだと思ってくれればOKです。
有名所だと、『スレイバー』や『マークV』がこれにあたります。
コントロールラバーよりも威力が出やすい & 初心者でも十分コントロール可能という点から、
慣れてきた初心者の方が2枚目や3枚目に買うラバーとして最適です。
テンション/スピン系テンション
テンションラバーは高弾性ラバーのスピード性能を更に高めたラバーです。
高いスピード性能が、威力の強いドライブやスマッシュを可能にし、オフェンス型の選手に好まれています。
正直コントロール系ラバーと高弾性ラバーではそこまで差が無いケースもありますが、テンションラバーと高弾性ラバーではその性能に天と地ほどの差があると言ってもいいでしょう。
また、スピン系テンションラバーは、テンションラバーのスピードはそのままに、更にスピン性能を高めたラバーです。
『テナジー05』などが代表例でしょう。
スピードとスピン性能が高く、多くのプロ選手もスピン系テンションラバーを使っています。
ただ、その分コントロールが難しく、価格もそれなりに高いので注意が必要です。
表ソフトラバー
表ソフトラバーとは、図のようにラバーの表面が背の低い粒で覆われているラバーのことを指します。
特徴は主に2つです。
⑴.表面に粒々がついている分、球離れが早く、台の前の方でテンポの速い卓球をしたい方に向いている。
⑵.自ら回転をかけづらいが、その分相手の回転の影響も受けづらい。
福原愛選手や伊藤美誠選手のようにテンポの速い卓球を目指しているのであれば、バック面にこの表ソフトラバーを貼るのをおすすめしています。
実は表ソフトラバーにも、「変化系表ソフト」だったり「回転重視の表ソフト」など色々ありますが、それについてはまた後日紹介します。
粒高ラバー
粒高ラバーは表ソフトと同じく表面が凸凹ですが、その名の通り背が高く、細長い粒で覆われています。
先ほど紹介した表ソフトラバーはオフェンス型の選手に好まれていますが、粒高ラバーはディフェンス型の選手との相性が良いです。
特徴としては3つです。
⑴.手元で揺れるような変化球を出すことができる。
⑵.相手がかけた回転をそのまま残した状態で返球できる。
⑶.打球時に粒が揺れたり倒れたりするため、スピードやスピン性能は低く、コントロールも難しい。
⑵について補足しておきます。
例えば相手がかけた下回転サーブを粒高ラバーで返すと、下回転を殺すことなく相手コートに返球されるので、相手からすると自分のかけた下回転がドライブ回転のボールに変わって返ってきます。
同じように、ドライブ回転のボールに粒高ラバーを当てると、相手に下回転のボールを返球することができます。
「攻撃より守備が好き!」
「カットマンを目指したい!」
そんな方におすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ここまでをもう一度整理すると、
<裏ソフトラバー>
・最もメジャーなラバーで強い回転をかけることができる。
<表ソフトラバー>
・回転はそこまでかけられないが、球離れが早くテンポの速い卓球に最適。
<粒高ラバー>
・守備型の選手と相性が良く、変化球を出すことができる。
もちろん、一度使ってみて自分に合ってないと思ったらその段階で他のラバーに乗り換えるのも全然ありだと思っています。
ぜひあなたに合ったラバーを見つけてみてくださいね!